柔道男子60キロ級五輪3連覇の野村忠宏(33=ミキハウス)が9日、現役続行も選択肢に入っていることを明かした。大阪・八尾市のミキハウス本社を訪問。全日本体重別選手権で準決勝敗退し、五輪4連覇への道を断たれたため、引退が確実視されていたが、あきらめきれない胸中を語った。
野村
「最後があんな試合でええんか」と自分の中でおさまりがつかない。納得できんところがある。もう1回、勝者になりたい。思い切って柔道がしたい願望はある。
5月までをめどに、昨年5月に前十字じん帯を断裂した右ひざの手術を受ける。リハビリの経過を見ながら進退の最終決断を下す。復帰への道のりに耐えられる強い気持ちがわき上がるかどうかが、現役続行への最大のポイントとなる。
野村
いつまでに(進退を)決めるか、今は言えない。まず手術を受けてリハビリして、今の気持ちがあればやると思うし、冷静に考えて「これ以上無理」となればやめる。
現役続行なら来年8月に予定される世界選手権が目標となる。
野村
やるなら世界一を目指す自分でありたい。五輪で金メダルをとって最後にしたい気持ちは変わらずある。でも世界で通用せんのにロンドンとは言いたくない。【太田尚樹】


