<バレーボール:全日本男女選抜大会>◇4日目◇4日◇大阪府立体育会館◇男女準々決勝
パイオニア(山形)がセットカウント0-2からの逆転勝ちで、4強進出を決めた。NEC(東京)に2セットを先取されたが、チーム一丸の粘り強さを発揮。大会後に帰国する外国人レフト、セナ(21)がアタックを連発し、若手主体のチームを引っ張った。5日の準決勝では3年ぶりの決勝進出をかけ、デンソー(愛知)と対戦する。
決勝の第5セット。8-5のチェンジコート直後に、相手ベンチの抗議に関する不法行為で反則点1点を獲得。この時点で勝利を確信したチームは、高校生ルーキー冨永がマッチポイントからサービスエースを決めると、歓喜して跳びはねた。吉田監督は「久々に笑顔で終われたよ。2セットを取られてもそれぞれが役割分担を果たし、あきらめないでよくやった。ここまでくれば合格」と、若手主体チームをたたえた。
第1セットは詰めの甘さで、第2セットは大差で失ったが、選手は気持ちを切らさなかった。レフトエース栗原と佐々木主将が欠場する中、準レギュラー格のセナが1人で40得点(4ブロック)と、左アタックを決めまくった。吉田監督は「今季ベストの活躍。リーグ戦でもこれくらいやってくれれば楽だったのに」と笑顔。決勝をかけた今季リーグ2位のデンソー戦は「思い切ってやるだけ」と話した。【佐々木雄高】


