<静岡県高校総体ラグビー:東海大翔洋24-5静岡聖光学院>◇8日◇裾野市陸上競技場◇決勝・3位決定戦◇30分ハーフ

 10連覇を達成した東海大翔洋の本多茂監督(50)は試合後、「ホッとした」と率直な気持ちを吐露した。勝ちはしたが、厳しい試合だった。「60分のうち、55分はディフェンスだった」(同監督)と話すように、序盤から自陣にくぎ付けにされる展開が続いた。

 後半になってもペースはつかめなかった。高い湿度で体力を消耗し、ミスを連発した。「相手のプレッシャーに対して受けてしまった」と片井新矢主将(3年)。相手攻撃を耐え抜き、12ー0で迎えた同23分に途中出場のフランカー大石健碧(2年)がトライ。同30分にCTB望月郷(3年)がステップで相手をかわし、ゴール左隅に飛び込んだ。

 課題が浮き彫りになったが、本多監督は「FWがスクラムで成長したし、ディフェンスから数少ないチャンスをものにできたのはよかった」と試合を振り返った。21日から東海大会(岐阜)を迎える翔洋。もがき苦しみながらも、少しずつ輝きを取り戻す。