<バドミントン:高校総体>◇2日◇最終日◇所沢市民体育館◇個人対抗戦=男女単、複準決勝、決勝
女子の聖ウルスラ学院英智(宮城)が学校対抗戦に続き、団体と個人の全種目制覇を成し遂げた。ダブルスは、主将の高橋礼華(3年)松友美佐紀(2年)組が選抜に続く全国2冠を達成。史上初の宮城県勢同士の対決になったシングルス決勝は、松友が佐藤冴香(常盤木学園3年)にストレート勝ちし、大会3冠女王に輝いた。
ダブルスで全国2冠を達成後、30分足らずで臨んだシングルス決勝。松友の相手は、5月の宮城大会決勝を含め、公式戦3連敗を喫していた佐藤だ。第1セットは1度もリードを許すことなく逃げ切り、第2セットも5点差の圧勝。松友は「ダブルスを勝って気が楽になりました。負けっぱなしだったので、自分のプレーをすることだけを考えました」と大会完全制覇の大トリを飾り笑顔を見せた。
松友劣勢を予想していた田所光男監督(57)も「まさか3冠を取るとは思わなかった。読みが外れた」と舌を巻いた。158センチと小柄ながら、的確な状況判断と絶妙な配球が持ち味。団体戦にダブルスとフルエントリーのため、これまで体力切れになることが多かった。大会前には山形・坊平で4泊5日の高地合宿。4日間で計78キロを走り込み、下半身を強化した。体力ともに精神的スタミナもアップ、「最後まで集中できました」。
出場した17試合すべてでストレート勝ち。失セットなしで計34セットを乗り切った。高橋主将とともに国体メンバーに選出された松友は「先輩とダブルスを組めるのも、あと少ししかない。あまり結果を気にせず楽しみながら頑張りたい」とダブルスでの高校3冠という、新たなターゲットを見据えた。【佐々木雄高】


