<テニス:全米オープン>◇26日(日本時間27日)◇女子シングルス1回戦◇ニューヨーク・ナショナルテニスセンター
日本女子のエースで世界32位の杉山愛(33=ワコール)が全米15度目の出場を14年連続の初戦突破で飾った。同119位のアンドレヤ・クレパーチ(22=スロベニア)と対戦し、4-6、6-3、4-2となった時に、相手が途中棄権した。
杉山は第1サーブが入らず、9本もダブルフォールト。昨年の初戦でストレート勝ちしたクレパーチに、フルセットまでもつれ込んだ。「出足が悪くて後手後手に回った。1ゲームに3個もダブルフォールトをしてたらお話にならない」。それでも地力の差で14年連続の初戦突破を決めた。
7月に33歳になった。全米も15年連続出場で4大大会の世界最多連続出場記録を58大会に更新。大ベテランだが向上心は衰えていない。「(サーブで)うまくリストを使うように改良している最中」。まだ完全に身についていないため、この日のようなミスも出た。
五輪4大会連続出場となった北京五輪でシングルス初戦敗退。しかし、選手村で同室だった卓球の福原愛や重量挙げの三宅宏実から、元気をもらった。「あらためてテニスはきちんとツアーが確立されていて恵まれていると感じた」。05年のスランプを抜け出し、06年全仏から4大大会はすべて初戦突破。「もっと上を狙いたい」。2回戦は今年の全仏2回戦で敗れたゴボルトソワが相手。杉山はしっかりと雪辱を誓った。


