トップリーグ開幕(9月7日)を目前としたラグビーのヤマハ発動機は28日、磐田市の矢奈比売(やなひめ)神社(見付天神)で今季の必勝祈願を行い、参加した選手、スタッフら総勢59人が、決意を新たにした。昨季はワーストタイの7位に終わったが、今季は強力な新戦力を加え、悲願の初優勝に向け、初戦のクボタ戦(石川・西部緑地)へ備える。

 今季に懸ける思いを胸に、祈る手に力を込めた。堀川隆延監督(35)は「とにかくチャンピオンチームになること。それ以外何もない」と語気を強めた。

 昨季はワーストタイの7位と苦しんだ。巻き返すべく、シーズンオフに強力な新戦力を補強。元ニュージーランド代表主将でフランカーのルーベン・ソーン(33)を始め、大学時から日本代表経験を持つFB五郎丸歩(22)ら7人が加わった。

 シーズン前の練習試合では、NEC、サントリーなどを相手に3勝1敗。6~23日まで行われたニュージーランド合宿でも5勝1敗と、良い形で締めくくった。指揮官は「連係は何も問題ない。良い練習が積めているし、楽しみです」と手応えを口にした。新主将のプロップ山村亮(27)も「結果も内容も良い感じだと思う。チームとしてまとまっている」と話した。

 勢いに乗るためにも重要な開幕戦。ヤマハは、過去5戦全勝している。さらに、今季初戦のクボタとは、過去2度開幕戦で対戦し、いずれも勝利を挙げている。だが、山村主将は「過去は関係ない。ここまでやってきたことを出し切って開幕戦に勝つ。1戦1戦、戦っていく」と気を引き締めた。チームスローガンは「チャンピオンになる断固たる決意」の意味を込めて「本気」と掲げた。悲願のリーグ初制覇へ、まずは開幕戦へ照準を合わせる。【前田和哉】