カーリングのパシフィック選手権(11月1~9日、ニュージーランド・ナセビー)に出場する、女子日本代表の「チーム青森」が28日、青森市スポーツ会館で氷上練習を公開した。同選手権は、2010年バンクーバー五輪につながる世界選手権(来年3月)の出場権がかかった大事な大会。スキップ目黒萌絵(23)以下メンバー5人は「絶対、優勝を」と闘志を見せた。
張り詰めた空気の中、チーム青森が3日間の合宿を締めくくった。9月中旬から約5週間のカナダ遠征を終えたばかり。29日にはニュージーランドに出発する。「今までになく、モチベーションが上がっている。ライバルの中国を破り、何としても世界選手権の出場権を取ります」と目黒は力強く宣言した。
目黒は北海道から青森に渡って5年。カヌー選手でもあり、夏は東北の川を駆け巡った。弘前大を今春卒業し、みちのく銀行(本店・青森市)に入行した社会人1年生。同行では広報室に配属された。「職場の理解と応援に感謝しています。上司には『プレッシャーを感じず自分の戦いを』と激励され、うれしかった」という。
林弓枝、小野寺歩(現姓小笠原)らがいた初代チーム青森からのメンバー。チームは毎年のようにカナダ・バンクーバーに遠征し腕を磨いてきた。「青森は国内の、バンクーバーは外国の第2の故郷。だから何としても出たい」。2年後のバンクーバー五輪にかける思いはひとしおだ。
「どこのスキップにも負けたくない。プレッシャーを集中力に変えて戦う」。五輪へ向け、負けられない戦いが始まる。【北村宏平】


