テニス界が衝撃に揺れた。宮尾祥慈容疑者(27)が大麻取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、日本テニス協会は8日、都内で会見を開いた。

 現役テニス選手が逮捕されるという過去に例のない不祥事に、会見に出席した渡辺康二専務理事は「当協会の選手が社会的に大変、ご迷惑をおかけしたことをおわびします」と沈痛な面持ちで謝罪した。また元所属先の旅ポケドットコムの増田武代表取締役も「契約を解除した。今後、このようなことがないようにしたい」と頭を下げた。

 法令に違反した場合、同協会の罰則規定では最も重いもので永久追放の項がある。渡辺専務理事は「事実関係を把握した上で、規定にのっとり処罰を考える」としているが、「ドーピング違反とかいう問題ではなく重い犯罪。永久追放もあり得る」と厳罰も考慮中だ。協会は、今週、緊急の常務理事会を開催し、処罰を検討する。宮尾容疑者は、9日から開幕する全日本テニス選手権(有明テニスの森公園)に出場の予定だった。