<V・プレミアリーグ男子>◇22日◇仙台市体育館ほか
今季、東北地方唯一の開催となる男子トップリーグで、4チーム計7人の地元宮城含む10人の東北出身選手が“里帰り”した。ともにワールドリーグ日本代表の富松崇彰(24=東北-東海大)と相沢寿(22=仙台商-日体大)のミドルブロッカー2人を擁する東レは、3-1で豊田合成を下し2連勝。4季ぶり2度目のリーグ制覇に向け、2勝1敗と白星を先行させた。
北京五輪日本代表候補の富松が、東北高時代以来となった地元宮城でのプレーで右肩痛の不安を振り払った。各セットで先発出場。第1セット終盤には得意の右ブロックで同点に追いつき、自らのサーブで勝ち越し点につなげた。第2セット序盤は中央からの速攻でチーム4点目。家族や東北高の後輩たちが見守る中でプレーした富松は「オリンピックに出られなかった悔しい気持ちはあるが、その分、東レで練習できた。(右肩痛にも)不安はない」とアピールした。
中学、高校、大学と各カテゴリーで全国制覇を経験。残るは国内トップリーグでの、文字通りの日本一だ。富松は「高校でもトップレベルでやらせてもらい、常に優勝を目指してきた。もっとプレーの精度を上げていきたい」とリーグ制覇に貢献するつもりだ。
一方、日体大4年の昨季、大学日本一で最優秀選手賞に輝いた相沢は、富松に代わって第4セット中盤から途中出場。連続ブロック得点を挙げ、チームの勝利を不動にした。矢島監督は「(同じセンターに)篠田主将もいて誰を使うかは悩むところだが、富松と相沢は東レというよりも、将来の全日本を担う選手。(ルーキーの)相沢はこれから体づくりをすれば、もっとすごい選手になる」と期待を込めた。【佐々木雄高】


