<全日本大学バレーボール選手権>◇4日◇4日目◇東京体育館ほか◇男女3、4回戦

 女子の東北福祉大が3、4回戦を突破、2年ぶり15度目のベスト8進出を決めた。3回戦で愛媛女短大に3-1で勝利。4回戦は福岡大相手に苦しんだが、最後は地力の差を見せ、フルセットの末3-2で振り切った。5日は準々決勝で昨年優勝の嘉悦大と激突する。

 ここで負けるわけにはいかなかった。四国学連1位の愛媛女短大との3回戦、第1セットを取った後、第2セットを19-25で落とし、いやなムードも漂った。だがエース星美由紀(3年)やルーキー入口菜緒(1年)らの攻撃が決まりだし、続く2セットを連取。実力を見せつけた。

 福岡大との4回戦も第2セットを失った。第3セットは粘り強いレシーブからリズムをつかみ、攻撃につなげた。25-19で取り、2-1と王手をかけた。だがここから福岡大も必死の反撃。第4セットの終盤、激しい競り合いとなり、25-27で奪われた。第5セットは15-12で振り切り、選手たちは跳び上がった。

 創部の69年から92年まで指導した大和田直樹監督(63)が復帰。12年ぶり2度目の全国制覇へ向けて背水の陣で今大会に臨んだ。昨年16強に終わり、8年連続の8強入りを逃した。その悔しさはまず晴らした。

 5日はいよいよ第1シード嘉悦大と対決。今年の東日本大学選手権準々決勝では、フルセットの末、敗れた。12年ぶり2度目の全国制覇のためには、避けて通れない宿敵に、東北福祉大が全力でぶつかる。【北村宏平】