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パナソニック連覇、石野MVP/アメフト

TDを決め、笑顔を見せるパナソニック電工RB石野仁大
TDを決め、笑顔を見せるパナソニック電工RB石野仁大

<アメリカンフットボール・Xボウル:パナソニック電工28-14鹿島>◇13日◇京セラドーム大阪

 パナソニック電工が、史上初の2度目の連覇を達成した。序盤は鹿島のラン攻撃に圧倒されたが、第2クオーター(Q)にRB石野仁大(29)のランなどで逆襲。一気に3TDを奪い、28-14で逆転勝ちした。6度目の社会人王者は大会最多を更新。大会MVPとXリーグMVPには、ともに石野が選ばれた。2年連続の日本一を懸けて来年1月3日のライスボウル(東京ドーム)では、甲子園ボウル(21日、立命大-法大)の勝者と激突する。

 王者パナソニック電工の危機を石野の足が救った。0-14の第2Q5分だ。「思い切りやるしかないと思った。気持ち良く走れた」。鹿島の壁をくぐり抜け追撃TDを決めると、6分後にも再び中央突破でTD。同13分には左サイドを32ヤード走り抜け、RB小林の逆転TDをおぜん立てした。

 日陰の男が、まさにMVPの働きだった。関大では関西学生2部でプレーし「入社できたのも、もうけもん」。学生オールスター級が集まるチームで、ひたすら走る技術を磨いた。障害物に当たりながらのランを繰り返し「短いから速く見えるけど、足は遅い方」というスピードを補った。

 「ディフェンスの電工と言われて、ずっと悔しかった」という根性が、晴れ舞台で花咲いた。新設された「MVPベルト」を腰に巻き、石野は「来年も防衛しないといけませんね」と笑った。【近間康隆】

 [2008年12月14日8時2分 紙面から]


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