北京五輪などで世界記録連発の要因となった英スピード社の高速水着「レーザー・レーサー」(LZR)など上半身から足首までを覆うフルボディー型水着について、オーストラリア水泳連盟は、18歳以下のジュニア選手の着用を禁止することを決めた。来年4月から適用する。20日付の同国各紙が報じた。
禁止の目的は、どの水着を着るかに振り回され、トレーニングが二の次になっている現状に歯止めをかけるためだという。ジュニア大会が対象で、18歳以下でも世界選手権の代表選考会など、出場に年齢制限のない大会には適用しない。
新しい規定によると、男性水着は最大でも腰からひざまでを覆うタイプに制限。女性用は背中と肩を出したスタイルで長さはひざまで。ファスナー付きは認められない。
同連盟はまた、国際水泳連盟(FINA)に対し、今後新しいタイプのハイテク水着を許可しないよう公式に要請した。同連盟関係者は「特にジュニア選手の場合、高価なハイテク水着を使うかどうかで勝負が決まるのはフェアではない」としている。


