<バレーボール:全日本選手権>◇20日◇川崎市とどろきアリーナ
V・プレミアリーグ女子のパイオニア(山形)はストレートで中京女子大(愛知)を下し、順当に8強入りした。プレミアリーグ勢対決になる21日のシーガルズ戦を見据え、第2セット以降はレフト杉本早希(22)ら若手を起用。3年ぶり3度目の皇后杯獲得に向け若手戦力を試した。
第1セットは11点差、第2、第3セットはともに15点差の完勝。だが、点差は問題ではなかった。すべてはシーガルズ戦に向けた布石だった。第2セット以降は、ハニーフに代わって杉本がフル出場。4連続得点やバックアタックも随所で決めた。第3セットは栗原も温存しライト冨永をワンポイントでセッター起用。内田や南との2セッターも試した。吉田監督は「シーガルズはチームの完成度が高い。ベストの状態で臨めなければ、明日も苦しい」と警戒心を強めた。
7日のリーグ戦では1-3で完敗。第4セットにいたっては11点しか奪えず、精神的ダメージを受けた。昨季リーグもセット率0・08差で4強入りを逃した。今季は現在2位のシーガルズに対し、パイオニアは6位。年明けに再開するリーグ第2レグ以降をも見据えたリベンジマッチになる。3年ぶりのタイトル獲得まで、あと3勝。吉田監督は「いいクリスマスを迎えたい」と意欲。センター庄司主将は「相手がどうのというより、自分たちが先手を取って試合を運びたい。まず明日です」と8強対決を見据えた。【佐々木雄高】


