日刊スポーツ静岡支局が選んだ08年の県内スポーツ10大ニュースを紹介します。

 ◆1位

 高校スポーツの人気を二分する、サッカーと野球で県代表がそろって全国準Vの快挙を達成した。年明けの全国高校サッカーで藤枝東が快進撃。決勝で流通経大柏(千葉)に0-4で敗れ、37年ぶりの全国制覇は逃したが、藤枝市内での準優勝パレードでは沿道に4万人の市民が詰め掛けるフィーバーとなった。

 8月の甲子園では、4季連続出場の常葉学園菊川が、奇跡的な逆転劇の連続で決勝に進出。大阪桐蔭(大阪)に0-17で敗れ、昨春以来の頂点は逃したが、県高校野球の完全復権を全国に印象づけた。

 ◆2位

 磐田が2年目のMF松浦に救われた。Jリーグ年間優勝3回の名門が、開幕からまさかの低迷でクラブ史上最悪の16位に転落。J2降格の危機感の中、J2仙台との入れ替え戦を迎えた。アウェーでの第1戦では先制点を許す最悪の展開。しかし、当時19歳の松浦は後半8分に、起死回生の同点ゴール。これで、引き分けに持ち込むと3日後のホーム戦でも先制&ダメ押しの2ゴール。チーム全得点となる3ゴールを決めて、救世主となった。

 ◆3位

 J1清水が、日本代表FW岡崎ら若手の活躍で輝いた。ナビスコ杯は準優勝。リーグ戦では2年続けた年間4位から1つ順位を落として5位に終わったが、後半戦17試合で11勝3分け3敗。ホームの日本平では、8戦負けなし(7勝1分け)とサポーターの期待に応えた。開幕前の目標だったACL出場権こそ手にできなかったが、来季のタイトル獲得に大きな可能性を感じさせる1年になった。<日刊スポーツ静岡支局選定・08年県10大ニュース>

 (1)高校スポーツ王国復権!

 同年にサッカー・藤枝東、野球・常葉学園菊川が全国準V

 (2)名門・磐田が入れ替え戦

 史上最悪のJ1・16位も19歳MF松浦の活躍で辛くも残留

 (3)清水ナビスコ杯で準優勝

 初のA代表入りを果たしたFW岡崎など期待の若手が台頭

 (4)レスリング松永銀メダル

 北京五輪フリースタイル55キロ級。地元焼津も大フィーバー

 (5)日本代表の司令塔が引退

 ラグビーヤマハ発SH村田、磐田MF名波が相次いで引退

 (6)浜松からbjリーグ参戦

 浜松・東三河フェニックスがプロバスケットリーグに加盟

 (7)ボクシング原が高校4冠

 飛龍のエース原隆二が達成。プロ転向はせずに騎手に転身

 (8)静岡学園中が初の日本一

 サッカーJFAプレミア杯で。世界大会に日本代表で出場

 (9)東レが全日本選手権優勝

 登録17人中16人が20代の若さを武器に2年ぶりの大会制覇

 (10)ホンダFCがJFL制覇

 2位に勝ち点11差のぶっちぎりの強さで2年ぶり王座奪還