北海道高校女子バレー最強を誇る札幌大谷の監督交代が5日、発表された。23年間指揮を執ってきた掛屋忠義現監督(55)が、気力・体力面などを理由に3月いっぱいで勇退。4月からは今年度限りで閉校となる妹背牛商の現監督、平本和久氏(33)が引き継ぐ。
平本氏は妹背牛商でコーチ、監督として7年間バレー部を指導。全国出場は04年のインターハイだけだったが、生徒数が激減する中で伝統のバレー部の灯を守ってきた。妹背牛商閉校後の指導者として、道内の私立など10校からオファーを受け、そのうちの1つでもある札幌大谷を選んだ。
掛屋監督は「僕の中では(後任は)平本先生しかなかった」と、人間教育を進める同氏を高く評価。平本氏は「バレー技術だけでなく、人間教育や学生の本分を重視する点で一致した」と就任の理由を語った。札幌大谷は10年前に指導者の道を歩み始めた時の目標チームでもある。「自分にどこまでやれるか。でも力の限り精いっぱい頑張りたい」と意欲的な平本氏は、伝統の妹背牛のDNAを、春から道内最強チームに注入していく。【本郷昌幸】



