<V・プレミアリーグ〈女子〉:NEC3-0パイオニア>◇10日◇大阪市中央体育館ほか◇第10戦
09年スタートになったレギュラーラウンド第2レグ初戦で、パイオニアはNECに今季初のストレート負けを喫し、勝率を5勝5敗の5割に落とした。課題に掲げているサーブレシーブの乱れから最後まで流れをつかめず、第1レグではフルセット勝ちした相手に完敗した。
勝率で並んでいた5位NECとの直接対決。勝てば順位が逆転したが、逆にその差を広げられた。センター庄司主将は「順位的にも大事な試合で、攻めの部分で物足りず、乗り切れないまま最後までいってしまった」と反省した。
第1セットは11-15から4連続得点、第3セットは8-14から6連続得点で一度は追いついたが、勝負どころで守備が乱れ相手サーブを1本で切れなかった。最後はエース栗原直撃のサービスエースでマッチポイントを握られ、力尽きた。
セッター内田に、きれいにレシーブボールが納まらない。トスが乱れ、アタッカー陣も打ち切れない悪循環に陥った。昨年末の全日本選手権決勝(トヨタ車体戦)に続く2戦連続のストレート負け。精神的ダメージは大きい。
だが、そんな中で光明も差した。第3セット途中出場のライト冨永が、1人で4連続を含む5得点。6本中5本の右アタックを決め決定率83・3%のハイアベレージを残した。沈滞ムードの中で、今年20歳になる冨永はセッターもこなせる元気印のムードメーカー。吉田監督は「第2レグは勝負どころ。十分に先発起用も考えたい」と立て直しを誓った。【佐々木雄高】


