<全国高校選抜バレー・宮城県大会:古川学園3-0聖和学園>◇14日◇利府町・ホットハウススーパーアリーナ

 女子は昨春全国準Vの古川学園が、16連覇で31度目の全国大会出場を決めた。180センチ以上の3人を含め全国屈指の平均身長175・8センチ(リベロを除く)の高さを生かし、聖和学園にストレート勝ちした。男子は東北が3-1で仙台商を振り切り、10年連続24度目の優勝で、通算25度目の全国大会出場を決めた。

 全国区にふさわしい国際規格の、ノースリーブのユニホーム。昨春全国準Vの悔しさを味わった古川学園が、10年ぶりの全国制覇に再び名乗りを上げた。「目標は?」。試合後のインタビューに選手たちは「日本一になるぞ~」と、こぶしを上げた。

 第1セットの1点目を除き、1度もリードを許さぬ圧勝劇。第2セット立ち上がりは10連続得点。2点目からは1年生レフト佐々木美麗の9連続サーブで突き放した。ユース日本代表候補の佐々木は「サーブもレシーブもすべてができるエースになりたい。自分の力がどれだけ通用するか試したい」と全国選抜デビューに意欲を見せた。

 昨年のユース日本代表で1年生ライト大野果歩の182センチを筆頭に、アタッカー陣の平均身長は昨年を約3センチ上回る。第3セットには181センチの双子の妹果奈がセンターに入り、前衛に180センチ台の“ツインタワー”を完成させた。

 センターには、180センチの池田智美(2年)も控える。就任8年目で自身全国初タイトル獲得を目指す岡崎典生監督(40)は「今年は全国で一番高いかもしれない。選手は10人しかいないが、全員がそれぞれのポジションをこなせる」と手応えを示した。【佐々木雄高】