浅田真央(18=中京大)が、18日のフィギュアスケート世界国別対抗戦フリーで世界最高得点を狙う。16日の女子ショートプログラム(SP)では、自己ベストを更新する75・84点をマーク。勢いに乗ってこの日の公式練習では、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は4度すべて成功させた。フリーでは2度の3回転半に挑む予定で、ライバル金妍児(韓国)が3月世界選手権で出した207・71点を抜くつもりだ。
きれいな放物線を描きながら、浅田の3回転半はおもしろいように決まった。40分間の公式練習の後半、2回転半を2度跳んで感覚を確かめた後、満を持して3回転半を跳んだ。単発が3度、2回転トーループとの連続ジャンプが1度と、4度すべて決めた。
前日16日は、自身が06年世界ジュニア選手権で決めて以来、シニア国際大会の女子SPで初めて3回転半を決めた。SP世界歴代2位の高得点で、2位以下に13点以上の大差で首位発進。試合後には「フリーではトリプルアクセルを2回やりたい」と宣言した。日本スケート連盟の伊東委員長は、浅田の演技について「会場で見ていたISU(国際スケート連盟)のチンクワンタ会長も『すばらしい。良かった』と言っていた」と明かした。
昨年12月のGPファイナルで、女子では初めてフリーで2度の3回転半に成功し、優勝した。同大会のフリーは、3回転半以外のジャンプでミスを連発していたが、それでも123・17点の高得点をマークした。今大会はSP同様、フリーもミスなく終えることができれば、07年世界選手権でのフリーの自己ベスト133・13点超えは濃厚。金が持つ207・71点の世界最高得点を塗り替えることができる。「200点は1つの目標」と話していた浅田が、バンクーバー五輪シーズン突入前に、金と同じ土俵に上がる準備は整った。


