五輪連覇の柔道男子66キロ級の内柴正人(30=旭化成)が女子柔道部を発足させる。11日、東京・ナショナルトレーニングセンターでのネーミングライツ契約の会見に出席後、4月から非常勤職員になった九州看護福祉大(熊本)に柔道部を立ち上げることを明かした。約4億円をかけて道場も建設する予定。監督は後輩に譲り、自身はアドバイザー的な立場で来年4月に本格始動する。
北京五輪後、現役続行を決めたのは、将来の指導者転身に役立つと考えたからだった。今年も同大で柔道教室や合宿を開く予定だが、部の発足に向け「(五輪)チャンピオンがチャンピオンを育てられるわけじゃないけど(柔道に対する)心理的なものを教えられればいい」と意欲を見せた。8月の世界選手権(ロッテルダム)、そして12年ロンドン五輪へ、二足のわらじを履いて夢に挑む。


