現役続行が明らかになっていた柔道男子60キロ級五輪3連覇の野村忠宏(34=ミキハウス)が26日、大阪・八尾市内で会見し「もう1度、世界一を目指す決意が固まった。五輪で金を取ってやめたいという気持ちは、今も変わっていない」と12年ロンドン五輪を目指すことを正式表明した。
野村はアトランタ五輪から史上初の3連覇を達成したが、07年に右ひざの靱帯(じんたい)を断裂したことも影響し、北京五輪出場を逃した。1年前に手術して、今年4月から乱取りをするまでに回復した。来年の世界選手権(東京)を当面の目標とし、復帰戦には今年11月の講道館杯全日本体重別選手権(千葉)を挙げた。「今まではマイナス。やっとゼロの位置に戻った。強い野村を取り戻せるよう、死ぬ気でやっていく」と決意をにじませた。


