スキー・ジャンプの女子選手、小浅星子(26)がパイオニア魂を受け継ぐことを誓った。12日、札幌市内のホテルで新しく所属する神戸クリニックの入社会見に臨んだ。3月に第一人者の山田いずみ(30)が引退。その後を受けての入社で重圧を背負うが、真っ白なチームのジャージーに袖を通し、「女子ジャンプ界のエースになる」と強い決意を語った。
小浅は04年にFISレディースグランドツアー団体で2位に入るなどの実績を誇るが、女子が正式採用された2月の世界選手権は代表から漏れた。その悔しさを晴らすため、より競技に集中できる環境を求めて、札幌環境サービスからの移籍を決めた。「強いチームでいつも刺激をもらっていた。そこで結果を出せる選手になりたい」と話す。渡瀬弥太郎監督(48)は「パワーは世界でも上位。スピードと跳躍力がつけば」と期待する。11年の世界選手権(ノルウェー)が当面の目標だ。
◆小浅星子(こあさ・せいこ)
1983年(昭58)2月24日、山形県米沢市生まれ。札幌大から札幌環境サービスに入社。競技は小5で始める。05年ユニバーシアード(オーストリア)ノーマルヒルで3位。06年の雪印杯で優勝。154センチ、50キロ。家族は両親と兄。



