<テニス:ウィンブルドン選手権>◇初日◇22日◇ロンドン郊外オールイングランド・クラブ
【ウィンブルドン=吉松忠弘】04年覇者で世界60位のマリア・シャラポワ(22)が、苦戦ながらも初戦を突破した。第1セット、1-4から逆転し、7-5、6-4のストレートで同79位のビクトリヤ・クツゾワ(20)に勝って、2回戦に進んだ。右肩の手術で世界ランクも60位まで転落したが、特例の第24シードに抜てきされた。4大大会最多の15度目の優勝を狙う男子のロジャー・フェデラー(27)も初戦を突破した。
力強いシャラポワが戻ってきた。スタートからガッツポーズと雄たけび連発。クツゾワの切れのいいストロークとリターンに、第1セットは1-4と追い込まれた。そこから要所を締め逆転すると、最後はストレート勝ちで振り切った。
右肩の手術で昨年8月から今年の5月までツアーから遠ざかった。世界ランクも一時は100位以下まで転落した。今大会は世界60位での登場で、普通ならノーシード。それが04年優勝の実績から、特例で第24シードに抜てきされた。
昨年の大会は、初めて2回戦で敗れた。対戦相手の同じロシアの選手からは「誰もシャラポワのことは好きじゃない。だから勝ててうれしい」とののしられた。大会前に「昨年は、この大会にいなかったみたい」と話していただけに、今年は巻き返しに燃えている。



