<男子バレーボール:ワールドリーグ>◇5日◇1次リーグC組◇東京・有明コロシアム
世界ランク9位の男子日本代表が、北京五輪後の新体制になってホーム6戦目でようやく白星を挙げた。イタリアリーグ移籍が決まっている越川優(25)の活躍などで、世界4位のブルガリアに26ー24、13ー25、21ー25、25ー23、15ー13で競り勝った。同組最下位の日本は通算2勝6敗の勝ち点5とし、22日から始まる決勝ラウンド(セルビア)進出に望みをつないだ。10、11日にロシア・スルグートでロシアと対戦する。
ホーム初勝利に、選手全員が喜びを爆発させた。最後にブルガリアのスパイクがネットにかかると、日本の全員がコートに躍り出た。「たくさんのファンが来て応援してくれたおかげ」。昨年、16年ぶりに日本男子を五輪出場に導いた植田監督も思わずガッツポーズした。
北京五輪後、左ひざの半月板を手術し、今大会から代表復帰した越川が燃えた。リハビリを続け、ボールに触ったのは2週間前。しかし、第3セットの5-9からスーパーサブとして投入されると、チーム最多の17得点をマークして逆転に貢献。「思ったより動けた。ムードも変えられた」と胸を張った。
植田監督も「ぶっつけ本番でよく頑張った」と越川を絶賛だ。すでにイタリアリーグ移籍が決まっているが「日本代表は常に大事」と、代表戦には駆けつける意気込みだ。8月には同リーグの合宿に合流予定。この日の勝利は、越川の最高の置き土産となった。



