フィギュアスケートの安藤美姫(21=トヨタ自動車)が1日、ニコライ・モロゾフ・コーチの拠点で演目を磨くため渡米し、同コーチの下で約1カ月調整した男子の織田信成(22=関大)が帰国した。9月に帰国予定の安藤は「フリーはストーリー性のあるプログラム、ショートプログラム(SP)は激しい曲。ジャンプを入れながら滑り込み、GPシリーズで表彰台に立てるようにしたい」と10月下旬のロシア杯を意識した。織田は五輪用にフリーはチャプリンのメドレー曲、SPはピアニストのマキシムが演奏する曲に決まったと明かし、8月の国内調整は「体力をつけることがテーマ」と意気込んだ。