<バドミントン:全日本社会人選手権>◇10日◇千葉県総合SC体育館

 混合ダブルスの池田信太郎(28=日本ユニシス)潮田玲子(25=三洋電機)組が苦しみながら準決勝進出を決めた。5回戦でストレート勝ちし、多田亮太、工藤亜紀組と対戦した準々決勝では日本人ペア相手に初めて1ゲームを失ったが、2-1で逆転勝ちした。11日は準決勝、決勝が行われる。

 イケシオが苦戦を強いられた。準々決勝第1ゲームはミスが目立ち、7-7から5連続失点するなど15-21で失った。第2ゲームも開始から3連続失点で「やばいと思った」(潮田)という展開。8連続得点で逆転すると第2、第3ゲーム目を連取して準決勝進出。池田が「いい薬になった」と言えば、潮田は「プレッシャーのかかる中で勝てたのは明日につながる」と、イケシオ結成後初のタイトル獲得に意欲を見せた。