バンクーバー五輪モーグル女子4位入賞の上村愛子(30=北野建設)が、14日までに通達することを促されていた去就決定を保留したことが分かった。12日、全日本選手権フリースタイル競技(13~14日、福島・猪苗代)の公式トレーニング後に「十数年やってきたことを、スポンサーさんとかと話もせずに1人で決められる状態じゃない」と話した。

 例年、代表チーム体制は7月から切り替わるが、コーチ陣の契約が3月までのため、早急に14年ソチ五輪への新体制をスタートさせる方針の全日本スキー連盟の林辰男フリースタイル部長から、選手たちは今大会終了までに去就の結論を出すよう求めていた。上村は「決めるのは4月か5月か分かんないですけど、だんなさん(アルペン・皆川)も自分の気持ちを大事にすればいいと言ってくれています」と話した。主軸選手の進退が決まらなければ、始動も遅れる可能性がある。同部長は「(現役)継続というふうに受け止めて進めるしかないですね」と決定を待つ姿勢を見せた。