<フィギュアスケート:世界ジュニア選手権>◇13日◇オランダ・ハーグ
「真央2世」の呼び声高い村上佳菜子(15=グランプリ東海ク)が初優勝した。
女王の興奮は収まらなかった。「優勝できて、すごくうれしい。この大会に出ていること自体が不思議な気持ちだった」。村上は12日のSPで2位につけ、フリーではトップの106・47点を記録。自己ベストの合計165・47点で初優勝を果たした。
歴代女王の浅田真央、安藤美姫と同じ「スケート王国」愛知の出身だ。浅田も育ったグランプリ東海クで同じ山田満知子コーチに師事。同コーチは153センチと小柄な15歳を「海外の関係者が『エレガント』と評価してくれて、うれしかった」という。本人は「目標は五輪出場より、満知子先生のようにコーチになること」。切れのあるジャンプと躍動感あふれる滑りで「真央2世」としての期待は高まる。
大会前は中京大のリンクで浅田と一緒に練習する機会もあった。4月からは浅田の母校中京大中京高に進学。「来季シニアでやるかは決めていないが、もっといい演技をできるようにしたい」と志は高い。
今大会は男子を制した羽生結弦(宮城ク)と合わせ、織田信成と浅田の2人がタイトルを獲得した05年以来、5年ぶり2度目の日本勢アベック優勝だった。真央2世らの台頭で、4年後の五輪には日本が黄金期を迎えているかもしれない。



