ハンドボール男子日本代表のエース宮崎大輔(28)が所属先のスペイン1部リーグ・アルコベンダスとの契約を満了し、来季から日本リーグ復帰を視野に入れていることが18日、複数の関係者の話で分かった。5月末までクラブとの契約は残っているが、日本復帰となれば古巣の大崎電気が有力候補になるとみられる。

 宮崎は移籍1年目に104得点の活躍を見せ、チームの1部残留に貢献した。だがアルコベンダスが資金繰りに問題を抱えることや、2年後に控えるロンドン五輪への準備などから復帰の選択肢が出てきた。関係者は「各方面から日本復帰の要請が大きい」と説明。6月4日開幕のジャパンカップでは所属が「日本協会」になる予定という。