<ビーチバレー:ペボニアカップ>◇最終日◇17日◇千葉・館山市ファミリーオ館山

 「かおる姫」こと菅山かおる(31=WINDS)と駒田順子(31=ポイント)のペアが、初優勝を逃した。決勝で今季限りで引退する楠原千秋(34)三木庸子(33)組に1-2で敗れた。インドアから転向して結果を出せなかった菅山だが、2年目の最終戦で最高の成績を残した。

 菅山がビーチ転向後初の表彰台をゲットした。昨年の転向後、パートナーを代えながら試行錯誤した。今季は予選会で結果を残せず、開幕戦と第2戦は浦田景子と組んでワイルドカードで出場。第3戦の大阪カップから、駒田とペアを組んだ。「常に結果が出ると思って転向したんじゃない。自分の中では、地道にやって結果が出たらいいと思っていた。駒田さんに誘ってもらって感謝しています」と笑顔を見せた。

 先週の川崎市長杯では、最下位の7位。それが最終戦で準優勝。ビーチのキャリアを重ねることで、インドア元日本代表の実力を発揮できるようになった。「今日はリードしているときに、自分たちのミスで流れを変えてしまった」と振り返る余裕も。だが、駒田は「優勝できなかったら、2位も7位も同じ」と悔しがる。優勝の手応えを感じたからこそだ。「来季のことは、休んでから考える」という菅山だが、来季はビーチの主役を務めそうだ。