レスリング女子の国別対抗戦、W杯(5、6日、フランス・リエバン)に出場する女子日本代表が2日、成田空港を出発した。72キロ級の浜口京子(33)は、父アニマル浜口氏(63)が前夜に書いた「氣合だ」カードを持参して旅立った。「氣合だ」の文字が、渦を巻いたように書かれていて、エネルギーの循環を表しているという。「父は最近、モノを書くことがすごく好きなんです。母にも『お守りになるから』と言われました」と、筆ペンで書かれたアニマル氏直筆のカードを、バッグにしのばせていた。