柔道女子日本代表の園田隆二監督(37)が激怒した。5月31日、グランドスラム(GS)モスクワ大会から帰国。28日の全日本実業団体対抗大会で左ひじ内側側副靱帯(じんたい)を損傷して全治約5週間のケガを負った世界選手権(8月、パリ)78キロ超級代表の杉本美香(26=コマツ)について「情けない。代表の自覚がない。信頼できなくなった」と切り捨てた。

 同監督にとって昨年の世界選手権2冠で今年の全日本女王が、国内大会で、1階級下の代表の池田ひとみ(自衛隊)に敗れてケガしたことが許せなかった。4日からの佐賀・嬉野合宿は欠席。GSリオデジャネイロ大会(18、19日)も欠場させて、代わりに田知本愛(綜合警備保障)を出場させる。「杉本はケガがなければ前から強い。でも、こうもケガするようでは五輪代表になっても、その前にケガするのではと不安になる。がっかりです」。厳しい口調で奮起を促した。