柔道バルセロナ五輪男子78キロ級金メダリストで元総合格闘家の吉田秀彦氏(41)が17日、東京・霞が関の文部科学省前で屋外柔道教室を開いた。コンクリートに敷いた畳が熱を帯びる炎天下で、子どもたちは靴を履くも、吉田氏は最後まではだし。来年度から「武道」が中学校の必修科目になり「柔道の発展につながればいいかな。それにしても足がヒリヒリする」と苦笑いした。監督を務める実業団パーク24で、来年9月には地上6階、地下1階の総工費20億円の道場“吉田御殿”も完成する。「サウナもつくる。でも、サンドバッグは置かないよ」と、すっかり柔道家の顔だった。