12年のロンドン五輪出場が内定している卓球女子の福原愛(22=ANA)が28日、羽田空港着の航空機で中国から帰国した。「右尺骨疲労性骨反応」による右肘痛を押して、中国オープンに出場。テーピングで痛みを和らげながら、シングルスで8強、ダブルスで4強に進んだ。痛みのリスクを負っての遠征に「もし出ていなかったら、復帰するのが怖くなっていたと思う」と収穫を強調。負傷前に勝っていた相手にも順当勝ち。「比較できる相手との戦いでいい試合ができた。ケガをする前と同じか、それ以上になっている」と前向き。今後は状態を見ながら、出場する試合を決める。