ラグビー日本代表は黒星を喫したトンガ戦から一夜明けた22日、W杯1次リーグ(L)最終戦となるカナダ戦(27日)に向け、チャーター機で開催地のネーピアに移動した。既に3連敗で1次L敗退と、A組3位以内に与えられる今大会での15年W杯出場権獲得を逃している。「W杯2勝」を掲げながら結果が出ず、今年12月末まで契約を残しているジョン・カーワン・ヘッドコーチ(46)は退任の危機に立たされている。この日、太田治GMは去就に関し「評価は4試合が終わってから」と話すにとどめた。カナダ戦でW杯20年ぶりの勝利を挙げ、一矢報いるしかない。