中国江蘇省の常州で開催されているハンドボールのロンドン五輪女子アジア予選で、日本は21日の最終戦で韓国と対戦し、勝てば76年モントリオール大会以来36年ぶりの五輪出場が決まる。日本と韓国はともに4戦全勝。勝ったチームが五輪出場権を獲得し、敗れたチームは来年の世界最終予選に回る。決戦を控えた20日、日本は1時間ほど汗を流した。黄慶泳監督は「30点以上取られたら駄目。韓国の得点力をいかに下げられるかだ」と話した。主将の藤井は「守って走るという基本に戻って、持ち味の速攻を出したい」。韓国は北京五輪銅メダルの強豪だが、日本は昨秋の広州アジア大会の準決勝で勝つなど、最近1年間の対戦成績は1勝1分け1敗。