<フィギュアスケート:グランプリシリーズ第1戦:スケートアメリカ>◇最終日◇23日◇米カリフォルニア州オンタリオ

 女子はショートプログラム(SP)4位の今井遥(18=東京・日本橋女学館高)が、ジャンプで転倒するなどフリーで9位に沈んだものの、合計142・94点でGPシリーズ自己最高の4位に入った。昨季のGPファイナル女王でSP首位のアリサ・シズニー(米国)が177・48点で優勝。フリー1位のカロリナ・コストナー(イタリア)が0・13点差で2位だった。

 自己最高の4位にも今井の表情は曇っていた。3回転トーループで尻もちをつき、後半の2度の3回転ジャンプは回転不足。終盤のステップもふらつき、フリーだけなら10人中9位に。今夏に右足甲の疲労骨折が分かり、1カ月以上も滑れずジャンプ練習を控えた影響があった。「もっと、もっとできたという思いが強い」と、次戦ロシア杯で巻き返しを誓った。