2014年ソチ冬季五輪で実施種目になったノルディックスキーのジャンプ女子で活躍する15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が、テーピングテープなどを扱うコンサルタント会社「ジーオーエヌ」と、個人的な支援を受けるパーソナルスポンサー契約を結んだ。同社が28日、発表した。全日本連盟によると、日本では最年少契約になる。

 契約金は未公表。期間は10月1日から1年間だが、同社はソチ五輪まで支援する予定。高梨はヘルメットに商品名「GONTEX」のロゴマークをつけて飛ぶ。昨季の世界選手権で日本勢最高の6位に入った高梨は今夏のコンチネンタル杯の総合でも2位となり、今季始まるW杯で飛躍が期待される。ジーオーエヌの担当者は「スキー界の活性化につながる起爆剤になればいい」と話した。