<スピードスケート:全日本距離別選手権>◇最終日◇30日◇長野・エムウエーブ

 男子1000メートルは長島圭一郎(29=日本電産サンキョー)が500メートルに続き優勝し、2年連続で2種目を制覇した。加藤条治と上条有司(ともに日本電産サンキョー)が同タイムで2位。

 長島は残り200メートルのカーブの中盤でバランスを崩して氷に手をついたが、そこから立て直して最速タイムを出した。「アップ中に上半身の使い方で思いついたことをやってみようと思ったらバランスを崩した。2冠取れて良かった」。14年ソチ五輪の500メートルで金メダルを取るために1000メートルに積極的に挑戦していく。「両方やればスタミナの面で有利」と話した。