なるか、史上最年少五輪代表!

 アーチェリー日本代表合宿が14日、都内で公開され、高校1年生で初代表候補の鬼山直也(16=東海大甲府高)は「かなりチャンス。行きたい」と切符獲得に目を輝かせた。

 国体選手だった父和久さんの勧めで中学1年から競技を開始。ロンドン五輪団体出場権が懸かるW杯(来年6月、米オグデン)代表選考では、来年4月の上位6人による最終選考に残り、既に代表決定の菊地を除く4選手と残る2枠を争う。

 日本アーチェリー界では88年ソウル五輪に高3で出場した中込恵子(当時甲府一)が最年少代表。「歴史をつくれるか、自分でも楽しみ。わくわくします」。若きロビンフッドは物おじせずに言ってのけた。