ロンドン五輪でメダルの期待がかかるフェンシング男子フルーレ日本代表の太田雄貴(26=森永製菓)が肉体を改造した。6日、都内で代表強化合宿を公開。太田は6つに割れた腹筋姿を披露した。

 昨年8月下旬に肋骨(ろっこつ)を骨折し、10月の世界選手権では個人、団体ともメダルを逃した。それを機に同11月からずっとナショナルトレセンに泊まり込み。1カ月も剣を持たずに走り込み、12月末には1週間、初めて個人で沖縄に行って砂浜を走った。「体脂肪は4%落ちて8%。お弁当で例えるなら詰めるだけ詰め込んだ全部盛りです。ここから必要なものだけを残す。戦える体をつくる」。銀メダルに輝いた北京五輪以上の肉体美。ロンドンで金メダルを取るために本気になった。