<ノルディックスキー:世界ジュニア選手権:女子ジャンプ>◇23日◇トルコ・エルズルム

 15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が、同競技の日本人最年少で金メダルを獲得した。1回目に最長不倒となる108・5メートルでW杯個人総合首位のサラ・ヘンドリクソン(米国)と並び首位に立つと、2回目は107・5メートルを飛び突き放した。同競技で女子の制覇は初で、男女を通じても99年の西下和記(当時北海道・北照高)以来、2人目。1月のユース五輪と合わせてジュニア世代を統一し、3月1日から日本開催のW杯蔵王大会での世界制覇が現実味を帯びてきた。