ラグビーの日本選手権は今日25日、東京・駒沢陸上競技場などで開幕し、1回戦で大学日本一の帝京大はクラブ王者の六甲ファイティングブルと対戦する。帝京大はCTB橋口功(4年)が今季初先発。橋口は2年時に悪性リンパ腫ホジキン病を患い、約半年の闘病を乗り越え、4年時は学生コーチも務めた苦労人で、努力が最後の大舞台につながった形だ。24日の最終調整の後は「タックル、アタックで自分の持ち味を出したい」と抱負を話し、「国立にもう1度行きたい」と準決勝進出を目標に掲げていた。