<ノルディックスキー:世界ジュニア選手権:ジャンプ女子団体>◇25日◇トルコ・エルズルム

 世界ジュニア選手権は、トルコ・エルズルム(HS109メートル、K点95メートル)でジャンプ女子団体を行い、日本が男女を通じて初の金メダルを獲得した。23日の個人を制した15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)、伊藤有希(北海道・下川商高)、山田優梨菜(長野・小谷中)、岩渕香里(長野・飯山高)の4人で挑んだ日本は、1回目に首位に立つと、2回目も4人全員がK点を越える大ジャンプを飛び圧勝した。飛距離の差の出にくいノーマルヒルで2位ドイツに合計55メートルの大差をつけ、日本開催のW杯蔵王大会(山形、3月1日開幕)3連戦に弾みをつけた。