日本トライアスロン連合は28日、ロンドン五輪候補選手の記録会を都内で開催し、佐藤優香(20)がスイムとランの合計タイムで3位に入り、ロンドン五輪の挑戦権獲得が濃厚となった。佐藤は10年ユース五輪金メダリスト。スイム、ランとともに自分の設定タイムを下回り「最後の詰めが甘かった」と反省したが、飯島代表監督は「リオデジャネイロもにらんでいる」と若手の登用を視野に入れている。今記録会を参考に4月開幕の五輪代表選考レースを兼ねる世界シリーズ3大会の派遣選手を決定する。女子は出場可能な最大6人のうち4人が決まっており、残り2枠を争う。同シリーズ派遣メンバーから、五輪代表が選ばれる。