レスリングのロンドン五輪アジア予選(30日開幕、カザフスタン)フリー55キロ級代表の湯元進一(27=自衛隊)が、全治3週間のけがを負ったことが14日、分かった。3日前の練習で足を滑らせ、右股関節を筋挫傷。都内の病院で治療を行っている。昨年末の全日本で優勝した湯元は、五輪枠を獲得すれば代表に決まるため、アジア予選出場の意思を示しているという。ただ、欠場して代わりの選手が枠を獲得しても、五輪代表は決定戦に持ち越されるため、男子の佐藤強化委員長は「本人の意思は尊重したいが、無理して悪化するよりも…。もう1度、話をする」とした。