<卓球:世界選手権団体戦>2日目◇26日◇1次リーグD組◇ドイツ・ドルトムント

 日本男子がまさかの敗戦を喫した。ポーランドに1-3で敗れて1勝1敗となった。大会前の23日に左肩に違和感を覚えたエース水谷隼(22=明大)を温存し、丹羽と吉村の世界団体初出場2人を初起用した。だが、1番手の丹羽はストレートで勝つも岸川聖也(24=スヴェンソン)、吉村真晴(18=山口・野田学園高)が連敗。最後は再び岸川が落とした。前夜に水谷を休ませることが決まったが、エース格で2連敗した岸川は「僕たちは出てほしかった」と困惑顔。ベンチで見守った水谷は「肩は炎症で、今は大丈夫。これからの試合を考えて監督に(休みを)話したが、まさか負けるとは…。このままでは五輪へ不安がある」とショックを受けていた。