<卓球:世界選手権団体戦>◇4日目◇28日◇ドイツ・ドルトムント

 日本男子は最終スロバキア戦に勝ってリーグ1位となり、準々決勝でシンガポールとの対戦が決まった。1番手の水谷隼(22=明大)が最初の2ゲームを失うも逆転勝ち。第4試合では丹羽を手玉に取ったカイナットを軽くあしらい、1人で2勝。「1位通過できて、自分も全勝で終えられて良かった」と喜んだ。組み合わせ抽選では強豪中国と別ブロックにつけた。35年ぶりの決勝へ道筋はできた。水谷は「ベストなプレーをしないとやられる。チーム一丸となって戦いたい」と団結を誓った。