競泳男子200メートルバタフライで五輪金メダルを狙う松田丈志(27=コスモス薬品)は12日、都内でメディア取材に応じ、ロンドン後も現役続行する意欲を明かした。

 9月で30歳になる競泳男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)は、松田の現役続行への意欲を大歓迎した。自身も北京五輪後に一時は競技から離れ、翌年に復帰した経緯がある。それだけに「別に区切りつけなくたっていいじゃん、って僕は思う。トップで戦えていて、どうせまた後でやりたくなるんだったら、続けた方がいい」などと話した。北島自身もロンドン後も現役続行する意思を示し「まだ世界と勝負できると思っているから」。今回の五輪は高速水着によって塗り替えられた自身の世界記録への挑戦だ。「やるからにはそこを狙っていく」と力強かった。