フィギュアスケートの世界国別対抗戦は今日19日に東京・代々木第1体育館で開幕する。18日に公式練習と公式会見が行われ、初優勝を狙う日本の6組8人の選手が出席した。3年ぶり2度目の開催だが、今回は14年ソチ五輪で団体戦が正式採用されたため重要度が増す。主将の高橋大輔(26)は「(演技で)挑戦するところと、順位を守るために堅くいくところと考えないと。今後に向けて勉強になる」と意気込んだ。

 前回大会では、日本選手団は鉢巻きと扇子で応援したが、今回はバルーン。買い出しを担当した鈴木明子(27)は、「日の丸も入っていて、そこにメッセージを書いて、滑っている選手を応援したい」と計画を話した。先月の世界選手権を制した男子のチャン率いるカナダなど強豪がそろうが、高橋は記念写真で「絶対優勝!」と声を上げた。