イケシオが、最後の五輪でメダルを目指す。バドミントンの混合ダブルスで、池田信太郎(31)潮田玲子(28=ともに日本ユニシス)組が、ロンドン五輪代表が確実となったインドオープンから4月30日、羽田空港に帰国。潮田が「ひとまず安心した」と言えば、池田も「ほっとしました」と笑顔を見せた。先週のインドオープンは五輪レース対象大会の最終戦。2回戦を突破した時点で、イケシオの五輪出場が決まった。「決まりましたねって叫んでました」(潮田)。両者ともに、男女のダブルスで出場した北京五輪に続く2大会連続の五輪出場となる。池田は31歳、潮田は28歳だけに、ロンドンが最後の五輪となる可能性は大きい。潮田は「前回はプレッシャーだけだった。今回は心から楽しんで、悔いを残さないパフォーマンスがしたい」。空港には、池田の長男、潤之介君(1歳)が迎えにきており、両者はようやく厳しかった1年の五輪レースから解放され、素顔に戻った。